晴花(はるか)
お酒をやめた「元大酒飲み」の アラフォー 断酒主婦 晴花(はるか) です。
「お酒をやめたい!でもやめられない!」そんなアル依主婦の私でございましたが。
本日、やっとやっとの思いで「断酒1日目」をスタートさせることができました。
という訳で、お酒をやめるにあたって「私とお酒」の関係について整理してみたいと思います。
今回は「私とお酒」の話第一弾、「幼少期の私:アル依は遺伝する!?アル依の父をもつ子どもだった私と父」について振り返ってみますね。
私とお酒(1):アル依の父をもつ子供~幼少期の私
「幼少期の私とアル依の家族」についてのお話ですが。
実は、私の父と祖父は、どちらもアル依 なのでした。
アル依は遺伝する!?
20年以上前に亡くなった私の父方の「祖父」はアル依でした。
そして、私の「父」もくアル依です。
アル依は遺伝するという話はあります。
・アル依と遺伝-e-ヘルスネット
もちろん、私がアル依になった原因は「遺伝」だけのせいにはすべきではないと思っています。
が。
祖父も父もアル依だという現実を思うと、私がアル依になった原因のひとつに「遺伝」というものもあるのかもしれません。
父も祖父もアル依だったが「ロクデナシ」ではなかった
一般的に「アル依」といえば「子どもの給食費」まで使い込んでお酒を買いに行くような「ロクデナシ」のイメージが強いかもしれません。
しかし。
私の「祖父」と「父」はそれはそれは 真面目な人 でした。
「自分に厳しく他人にも厳しい」本当に真面目 で 働き者 な人なのでした。
(父はまだ健在で現在進行形です)
が、二人とも「酒乱」ではありましたね。
幼少期の私はそんな真面目な「祖父」と「父」の酒乱ぶりをたくさん見聞きして育ってきたのでした。
祖父の優しさとバイオレンスさ
祖父にとって私は「初孫」だったこともあり、私にはとても優しかったです。
ただ、父や祖母(祖父の妻)から聞く祖父は、すさまじくバイオレンスでした。
・小学校時代に「勉強するのが嫌」だと言ったら、教科書全部破り捨てられた。
・TVを見すぎるとブラウン管を割られた。
・電話が長いと電話線を切られた。
・・などなど、
他にも、ここにはかけないようなエピソードもいくつかある感じです。
祖父とお酒のはなし
お酒にまつわる話もよく聞きました。
飲みすぎて近所で倒れていた話。
飲みすぎを心配した祖母が日本酒に水を混ぜたことに大暴れした話。
幻覚が見えていた話。
幻覚については、小さい虫があちこちにいるのが見えるんだと聞きました。
私も祖父が「自分にまとわりつく(幻覚の)虫を取る姿」を目の前で見たことがあります。
そして、精神科(アル中病棟?)に入った時期もありました。
「鉄格子」があるような病院でした。
その時は、お見舞いに行った私の顔を見ても「お前誰や?」という感じになっていました。
あんなに可愛がってくれていたのにです。
祖父は「食道がん」で亡くなった
祖父は、最後「食道がん」で亡くなりました。
72歳の時でした。
「アル依」にしては大往生だと思います。
(最後は色々な人に迷惑をかける状態ではありましたが・・・)
どうも祖父の場合「肝臓」がとても強くて。
「肝臓」を壊す前に「精神」と「食道」が壊れてしまったようです。
父とお酒のはなし
父の場合、祖父と異なり毎日一緒に暮らしていましたので、「お酒」とのあれこれはより鮮明に覚えています。
祖父と同じくとても真面目で厳しい父なのですが、お酒を呑むとそれはそれは 「ややこしい人」 でした。
・とにかく怒る
・そして暴力的になる
・次の日酔いから醒めると覚えていない
とにかく、お酒を呑むと「怒る」ようになる人で。
「過去」や「現在」はたまたまだ起きていない「未来」のことについても怒り倒していました。
酔うと暴力的になる父
おかげで、母と私は父からよく暴力を振るわれ「お酒が入った父」が大嫌いでした。
当時はわかりませんでしたが、今ではわかることのひとつとして。
お酒は「肝臓」を痛め、痛んだ「肝臓」は「怒り」のエネルギーを出すようになるということがあります。
今となっては、「祖父」と「父」が共にバイオレンスだったのは、性格のせいというよりも「お酒」のせいで肝臓を痛めていたことが大きかったと思うのです。
しかし、私は「祖父」と「父」のようにはなりたくないと思いつつ、それが「お酒」のせいでもあったことには気づいていなかったのでした。
私とお酒(1):アル依の父をもつ子供~幼少期の私|まとめ
そして、私は祖父と父と同じ轍を踏み、酒呑みの道へ進んでしまったのです。
先にも書いた通り、アル依は遺伝するという話はあります。
・アル依と遺伝-e-ヘルスネット
が。
私は「私がアル依になった原因」を「遺伝」のせいにはすべきではありません。
お酒を飲むことを選ぶことができるのも私だけ。
お酒をやめることを選ぶこともできるのも私だけ。
私はお酒をやめる道を選びたいと思います。
~ つづく ~
- 私とお酒(1):幼少期の私とアル依の家族 ←★今ここ
- 私とお酒(2):酒乱の恐怖に怯える20代前半
- 私とお酒(3):仕事のストレスをお酒で癒す社会人時代
その後、産後に酒量が増えて完全なるアル依になった話はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございました。
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50代の女性です。
アルコールを家族に隠れて飲むのに疲れました。それに隠れきれておらず…。
先日一人で出かけた先で、急性アルコール中毒で救急車ではこばれてしまいました。空腹に飲んだのが良くなかったようです。死んでしまいたいほど恥ずかしかった。幸い知っている人はいなかったものの、周りの人やましてや職場にバレたらと思うと今度こそお酒をやめたい。
やめれば痩せられるし、体調もいいし、家事がスイスイ進むし、家族との関係もよくなるし。いいことづくめのはわかっているんです。でもやめられない。私の場合、仕事の休みが平日なので、一人で過ごす昼間
好きなだけ飲むのが大好きなのです。何でかなー。
でも救急車の一件から1週間余り、飲んでいません。けどこのあとスーパーに行ったら買ってしまいそう。あーどうかレジの人が止めてくれないかと思ったりして。
はるかさんのブログ、初めてみました。断酒ブログっていうカテゴリーがあるとは知らなかった。父がやっぱり依存症というところも同じです。私も頑張ります。断酒し続けて50代のステキな女性として、いきていきたいです。
はるかさん、また伺います。
★シマリスさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
人生の大先輩からのコメントはありがたいです。
私も「お酒」が大好きでした。
たぶん今も「好き」なんだと思います。嫌いになり切れません。^^;
しかし。やめて良かったです。
なかなかやめられませんでしたし、これからも絶対にスリップしない!とは言い切れませんが。
「今日1日だけ飲まない」毎日をできるだけ続けていきたいと思っております。
お互いがんばりましょう!
よろしければ今後ともよろしくお願いいたします。