晴花(はるか)
お酒をやめた「元大酒飲み」の アラフォー 断酒主婦 晴花(はるか) です。
「お酒をやめたい!でもやめられない!」そんなアル依主婦の私でございましたが。
断酒20日目。
めっちゃ順調。そして快調。なんの問題もなし!
とか思っていたところ。
それもそのはず!?
断酒にには「ハネムーン期」とかいうものがあるんですってよ!奥さん。
というわけで今日は「アル依の5つの回復段階」についてまとめましたので読んでいっていただけると嬉しいです。
アル依の5つの回復段階:断酒20日続いています
断酒の「ハネムーン期」とは、「断酒後15日〜90日」にあたる期間で、「離脱期を過ぎて、体の疲れが回復し気分も良くなる時期」なんだとか。
まさに今!!
そら快調なわけや。
そして、その後に来る「断酒後91日〜180日」は「壁期」とよばれていて「断酒がつらい時期」なんだそうです。じゅ
え?
断酒がんばって3ヶ月乗り切った後に、そんな落とし穴みたいな時期があるの?!
・・・と、今から早速恐れおののいているのですが。
この断酒の「回復期」の特徴を知っておき、事前に対策を考えておくことが、スリップを防ぐ為にとても重要となってくるようです。
「断酒順調~!」とか浮かれている場合ではないみたい。
というわけで、「アル依の回復期」についてもう少し詳しくご紹介しますので、お付き合いいただけると嬉しいです。
断酒後1年間に経験する「5つの回復段階」について
断酒後1年間に経験する「5つの回復段階」は以下の通り。
- 緊張期(0~14日)
- ハネムーン期(15~90日目)
- 壁期(91~180日目)
- 適応期(181~270日)
- 解決期(271~365日)
これは、アルコールの大量摂取を習慣的に行っていた人が、お酒なしの生活(断酒生活) を送り始める最初の1年間に経験する「5つの段階」のことです。
ちなみに、この期間は病院などの施設にいて、強制的にお酒を飲めない期間はカウントしません。
断酒後の「それぞれの回復段階」には「その時期特有のスリップ(再飲酒) の危機」があります。
とはいえ「自分が今は回復のどの段階にいるのか?」を知っていれば「その段階特有のスリップ」意識して回避することもできますよね。
そういう「スリップ回避」の意味でも、知っておくと何かと断酒に役立つのがこの「5つの回復段階」なのです。
それでは、それぞれの段階について、もう少し詳しく説明していきますね。
緊張期(0~14日)
断酒の緊張期(0~14日)について。
断酒を始めて最初の2週間は「緊張期」と呼ばれていて、多くの人が「しんどい体験」をする時期です。
離脱症状が続くのもこの期間であることが多いですね。
- 過食
- 緊張
- 不安、孤独感、心細さ
- 些細なことでもストレスに感じる
- 勘ぐり
「お酒をやめたい!」と本気で決意した人にとって、断酒初期の「お酒をやめてまだ緊張している」この時期に、スリップする人は比較的少ないとされます。
が。
同時に心身ともに一番辛い時期でもあり、不眠などにより判断力も弱まることで「どうにかして楽になりたい」という気持ちから、スリップしてしまう場合があります。
どうしても辛い場合は、まず医者に相談することも必要となります。
そして、大事なことは以下となります。
- 無理をしない
- 十分に休養をとる
- 自分なりの生活のリズムをつくる
過食に走ってしまったとしても悩みすぎない。
不眠で体が辛くて思う通りに動けないとしても悩みすぎない。
「断酒さえできていればそれ良い」として過ごすことが大事となります。
ハネムーン期(15~90日目)
断酒のハネムーン期(15~90日目)について。
この時期は「離脱症状」も抜けてくる頃で、断酒にも慣れ「自分は大丈夫だ」と自信が湧いてくる時期となります。
ですが。
この「自信」が要注意。
「あれ?自分はアル依じゃなかったのかも?ちょっとくらいなら飲んでも大丈夫なんじゃない?」と、いう気持ちがふと湧いてくる時期でもあるのです。
この時期は、比較的断酒者本人は快調です。
ですので、この後にやってくる「壁」期に備えて、自分の回復に役立つものを見つけておくことが、重要となります。
この時期に大切なことは以下の通り。
- 規則正しい生活ができるよう、生活のスケジュールをつくる
- 運動など健康的に体を動かす機会をつくる
- 趣味などをみつける
- 病院・民間回復施設のプログラムや断酒会などに参加してみる
壁期(91~180日目)
断酒の壁期(91~180日目)について。
お酒をやめて3ヶ月ぐらいたつと、今度は壁にぶつかったような気分になる時期がきます。
「なんだか気分が良くよくない」
「こんな生活はうんざりだ」
「しんどい・・・・」というような気分が湧いてくる時期です。
この「壁期」の症状は、長年お酒で晴らしてきた「心のうさ」を晴らせなくなったことから生じる症状です。
この症状がでてくるということは、心や体からしっかりとお酒が抜けてきていることの証明でもあります。
が。
この時期はなかなか辛く、スリップしてしまいまう人は少なくありません。
断酒を続けていく上で、この時期が一番辛い時期だといえるかもしれません。
この時期に出やすい症状は以下の通り。
- 刺激のない退屈な生活に、魅力を感じなくなってくる
- お酒を飲みながら騒げることを、うらやましく感じる
- 「つまらないなぁ」「退屈だなぁ」「ヒマだなぁ」「さびしいなぁ」「恋人が欲しいなぁ」などの感情も生まれやすくなる
- 他にも、イライラ、うつ、不安、孤独感、無関心、病院へ行かなくなるなどの症状が現れることも
・・・
めっちゃ辛い症状ですね。
ですが。
「今が一番辛い時期!」
「今さえしのげば後は楽になれるはず!」
と、事前にわかっていれば心の準備もできますので、乗り越えることもしやすくなるのではないかと思います。
この時期に大切なことは、事前に以下を見つけておくことです。
- 没頭できる趣味
- 相談できる人
踏ん張れ私!(みなさんも踏ん張れ~!) ←まだ私はハネムーン期なのですが。壁期に今からめっちゃビビってます。
適応期(181~270日)
断酒の適応期(181~270日)について。
断酒も6ヶ月(半年) を越えると、心も体もお酒なしで過ごすことに慣れてきます。
この頃になると、「壁期」にみられた強い飲酒欲求もかなり減っていきます。
この時期を希望の光として、ぜひ辛いとされる断酒の「壁期」を乗り越えたいものですね。
この段階では、「アルコールなしでこれからどのように生活していくか」について、考え始める時期です。
解決期(271~365日)
断酒の解決期(271~365日)について。
この「解決期」になると、「お酒を飲みまくっていたころが遠い昔のこと」のように感じられます。
しかし、油断は禁物。
ここで怖いのがふと思わぬ時に湧いてくる、
「もうちょっとくらいなら飲んでも大丈夫なんじゃない?」という気持ちです。
断酒初期に出てくる「強い飲酒欲求」は、辛い反面、断酒への意志で抑え込みやすくもあるのですが。
ふと湧いてくる「もう大丈夫なんだじゃい?」という感情。
これが本当に曲者なのです。
大切なのは、今の「断酒生活」を維持すること。
以下を、死ぬまで大事にして生活のスケジュールに盛り込むと良いでしょう。
- 規則正しいバランスの取れた生活
- 運動
- 朝昼晩、栄養バランスの良い食事
- 休息
アル依の5つの回復段階|まとめ
いかがでしたか?
すでに皆さんご存知の方も多いのかもしれませんね。
まだまだ「ハネムーン期」の私が偉そうに語る話ではありませんが。
断酒をそこそこ長い期間成功されている方のブログを見ていますと、何か「スポーツ」などの「没頭できる趣味」を持つようにしている方がとても多いと感じます。
皆さんこの「壁期」や「壁期」に備えて対策をしてこられた結果なんでしょうか。
あぁ・・・。
私はコンプレックス のひとつとして「無趣味」だということがあります。
今のところまだ「没頭できる趣味」は持っていません。
しかし。幸いなことに私の断酒においての「ハネムーン期」はまだ始まったばかりです。
「順調〜。快調〜。」と、浮かれて過ごすだけで終わらないように、来るべき「壁期」に向けて私も何か対策を考えて行くようにしなければと思います。
・
・
なにはともあれ。
今日も1日お酒は呑みません!
なんせ「ハネムーン期」なんですもの。(←新しく知った言葉を使ってみたかっただけ)
ではでは。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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