晴花(はるか)
お酒をやめた「元大酒飲み」の アラフォー 断酒主婦 晴花(はるか) です。
「お酒をやめたい!でもやめられない!」そんなアル依主婦の私でございましたが。
断酒358日目。
続いています。
最近は毎週、子どもとサザエさんを見ています。
かなり「おっちょこちょい」で「愉快な」サザエさん。
以前から薄々感じてましたが、
あの人完全に「ADHD」やんなぁ・・・。
今週なんて、出勤したマスオさんの「忘れ物」を見つけて追いかけて。
追いついたけれど、その「忘れ物」を持たんと出て来てるし。
お昼のおやつにドーナツを作ろうって話になって、
「せっかく油を出すんだから、晩は天ぷらにしよう!」って閃いたら最後、
頭が完全に天ぷらモードに移行してしまって、すっかりドーナツを作ること忘れてもうてるし・・・。
今週に限らず、そんなエピソードばっかりやんね。
サザエ。
あんた完全に病気やで、それ。
身も心も楽になる断酒のメリットについて
そんなサザエにツッコミまくって見ていた私ですが。
かく言う私も「ADHD」の気質が満々なのでございます。
だから、サザエのアレコレは私にとってもめっちゃ「あるある」なわけでして。
【関連記事】
・アル依とADHD(注意欠陥多動性障害)の関連性について
・【断酒41日目】空気を読まない発言も極めれば愛されるという謎
ちなみに。
「ADHD」については、私は専門家ではありませんので、わかりやすく説明することができませんが。
↓イメージとしてはこのツイートすごいわかりやすいなぁと思いました。
鍵を持って家を出ようとする時の
通常の人の脳内と、ADHDの人の脳内
(私比較)薬を久々に飲んだら脳が閑散としてるけどうるささがこのくらい違う pic.twitter.com/p4osyLTn26
— ココ・コインちゃん#Voicy (@cococoin_chan)2018年6月27日
「ADHD」気質の人は、脳内で連想ゲームが勝手に発動されるせいで、頭の中が色々と忙しいんですよね。
他人から見たら取っ散らかったことばっかりしているようにしかみえないみたいなんですけど。
本人的には頭の中で色々全部繋がってるわけなのです。
そして、頭の中で勝手に発動された連想ゲームの結果が、これまた勝手に行動に現れることも少なくないので周りの人はビックリしてしまうという。
一応、頭の中では繋がってるのですが、行動にまで勝手に繋がるときは結構本人も「え?なんで?!」とかなり動揺することもしばしばです。
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以前、とある芸人さん(漫才師)が、自身(というか相方)の天然ボケネタを披露してたんですけれど。
『よく振ってお飲みください』って文字って書が目に入ると、そのまま思いっきり振りよるんですよ~。(で、こぼしまくると。)」
これ、めっちゃわかりますねぇ・・・。
「え?なんで?!」って自分でもビックリするんですが。
「あるある」なのでわかります。
そして、きっとサザエにとっても「あるある」でしょう。
この芸人さんの天然ボケネタは、こうしたエピソードが非常に多く絶対「ADHD」やろ。
と、思ってるわけなのですが。
この芸人さんもサザエも良いですね。
欠点と思われがちな、「ADHD」的な要素も受け入れて魅力に変えてる感じ。
(サザエの場合、受け入れてるのは本人じゃなくてマスオさんな感じですけど。)
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そんな「ADHD」ですが。
それを魅力に変えている先の芸人さんやサザエはともかく。
その気質については、デメリットが目につきがちで、忌むべき気質ように思う人が多いと思います。
私にとってもそうでした。
私の場合、自分を疲れさせる「頭の中の連想ゲーム」が、お酒を飲むと止まりました。
ですので、お酒を飲むと「リラックス」も「集中」もしやすく、そのことが毎日のお酒がやめられない理由のひとつになってもいたのです。
「サザエ的な小さなおっちょこちょい」を多くやらかしてしまうことで、「何であんなことしたんやろう?」と、夜な夜な反省することも多い毎日なもので。
それら「おっちょこちょい」について考え始めるとさらに「(負の)連想ゲーム」が止まらなくなるという非常に疲れる状態になりがちなのです・・・。
本当に、そんな「忙しい思考を停止」してくれるお酒は私にとって救いでした。
ですが。
お酒を辞めて、元気を取り戻した現在。
一周まわって、その気質の「良さ」についても確認することができまして。
お陰様で「ADHD」的気質とも上手く付き合えるようになってきているように感じています。
というのも。
「飲酒」「断酒」のアレコレを学ぶ中で、「ADHD」についても色々と調べるようになったのです。
そのことにより、私の「長所」の大半も「ADHD」に起因するということが良く分かってきたのでした。
私、基本的には「気が利かないやつ」なんです。
でも、自分で言うのもなんですが。
誰も気が付かない事に、一はやく気づいたり、思い出したり出来ることが多いんですよね。
記憶が喪失しがちな忘れ物王だし、みんなが簡単にわかることはわからないのに不思議なもんです。
これについては「頭の良さ」とかは関係なくて。
「誰かが言ってた言葉」や「どこかで見たこと」が頭の中でスピーディーに繋がっていき、さらには関連事項にまで勝手に思考が回っていくので、繋がるタイミングとポイントさえ良ければ、本当に「オレ天才!」的な妙案がポン!と簡単に出てきたりするわけなのです。
あと、
今見えたものや聞こえた言葉と過去の記憶が良いタイミングで繋がってくれると、誰もが忘れていたようなめっちゃ大事なことを思い出したりもするので重宝がられたりもします。
自分でも自分のそうした『「できる子」なんだか「できない子」なんだかわけがわからない気質』が不思議で仕方がなかったのですが、「ADHD」について知ることが出来た結果、とても腑に落ちて楽になれました。
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断酒してからも頭の中が忙しい(連想ゲームが激しく気が散りやすい)のは相変わらずです。
が、
それは「頭が勝手にやってること」とわかったことでとても楽になれました。
思考が忙しく繋がること自体は止めることはできませんが、重要そうなこと以外は深く考えないようにするなど、考える深さについては疲れないようにある程度コントロールが出来るようになったのです。
何かやってる途中で他の事が気になっても、それは「頭が勝手にやってること」だからいちいち相手にしない=ひとつのことを終わらすまでは、頭の勝手な指令には従わないようにしたり。
コントロールするようになったことで、色々なことが楽になってきています。
「ADHD」も「アル依」も「治る」というものではありません。
でも、どちらもコントロールすることで一生上手く付き合っていくことは可能だということを「断酒」を通じてしっかりと感じることができつつあります。
ほんま、「断酒」で色々あがいたことで、私、とっても生きやすくなりました。
もちろん、人間ですので「落ちる時」もあります。
それはそれで仕方ないです。
が。
「しっかり食べること」「しっかり寝ること」
これさえできたら何とかなるんじゃないかと思えるようになりました。
いや、ほんま。
「断酒」の最大のメリットは、「しっかり食べること」「しっかり寝ること」が出来るようになったこと。
「ADHD」も「アル依」も上手く付き合うためには、自分を理解してコントロールすることが大事なんだと痛感したわけなのですが。
自分をしっかり理解してコントロールする体と心で居るためには、「しっかり寝ること」「しっかり食べること」。
この2つがめっちゃ大事やと感じております。
「しっかり食べること」「しっかり寝ること」
断酒前はどっちも出来てなかったなぁ。。。
「しっかり食べること!」とは、必ずしも「量をいっぱい食べること」っていう意味ではないです。
「寝ること」についてもしかり。
断酒初期は寝れなかったり辛いことが多いかと思いますが。
お酒無しでグッスリ眠れる体に戻れると身も心も生まれ変わったような感覚を味わうことが出来ますよ。
なので、私は今日も飲みません。
ではでは。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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