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過去は変えられる!という希望の光【断酒27日目】

晴花(はるか)

こんにちは!

お酒をやめた「元大酒飲み」の アラフォー 断酒主婦 晴花(はるか) です。

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はじめに

断酒主婦はるかが撮った木

お酒をやめたい!でもやめられない!」そんなアル依主婦の私でございましたが。

断酒27日目。
順調です。

過去は変えられる!という希望の光

そんな話について、今日も色々と綴っていきますので読んでいっていただけると嬉しいです。

過去は変えられる!という希望の光:断酒27日目続いています

西原恵理子さんと月乃光司さんの「おサケについてのまじめな話」についての感想【その2】です。

私は、この本の中で西原恵理子さんが言っていた「記憶は上書きできる」という言葉が大好きです。

そう。「過去は変えられる」のです。

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過去は変えられるということ

西原さんの旦那さんの鴨志田さんは、「アルコール依存症」で家族(西原さん)に対して、めちゃくちゃひどい言動をとっていた時代が約6年ほどあったそうです。

それはそれは壮絶で辛い毎日だったとか。

しかし、鴨志田さんは西原さんとの離婚後に、家族のもとに帰りたい一心で、お酒を断ったそうです。

そして、結果「もともとの穏やかで優しい人格」に戻って、42歳で亡くなるまでの半年間、家族ととても良い時間を過ごすことができたんだとか。

西原さんは、その時間のおかげで、鴨志田さんとのつらい思い出がすべて「良い記憶」として置き換えられたそうです。

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私の過去も上書きされた事がある

この話を読んで私も思い出したことがあります。

私も似たような「過去の上書き」という経験をしたことがあります。

私の父は、飲酒で暴力的になることもありつつ、さらにそれとは別に「しつけ」として暴力的になることも多い人でした。

「しつけ」でしたので、私は「暴力」が愛情の一部だと思っていた時期もあったのですが、弟が生まれてから状況が少しかわったのです。

5歳年下の弟は私ほど暴力を受けることはなかったのです。

私はその点をとても理不尽に感じていました。

そして、弟は暴力を受けないのは「出来の良い子」だからで、私は「出来が悪いから」仕方ないか・・・という思うようになっていったのでした。

(実際、弟は頭めっちゃ良かったしね)

この、私にとって「とても嫌だった過去の思い出」が上書かれた出来事がありました。

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絶対に謝らない父が謝り過去が変わった

この「幼少期の私に対する父の暴力的なしつけ」について

数年前の私に子どもが生まれた時期に、父も含めて「笑い話」として話ていた時がありまして。

「ちょっと、私にだけ暴力ひどくなかった!?笑」と、私が問いかけた時、父が思いがけない言葉を返したのです。

「いやぁ。悪かった。ほんまに悪かった。」

「実をいうとな。おまえは1人目の子どもやったから、どう育てていいか全然わからんかったんや。しかも女の子(自分と違う性別)やったから余計になぁ・・・」

と。

普段絶対に謝らない父が謝ったことにまずビックリしました。

自分の弱い面を見せようとしない父がそれを見せたことにもものすごくビックリしました。

それを聞いて以来、父に対して「私だけ理不尽だ」と感じていた気持ちが、スーーーっと、一気に消えてなくなったのでした。

まさに「過去の記憶が上書き」された瞬間でした。

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父も過去を上書きしたかった?!

合わせて父は言いました。

「じいちゃん(父の父)もあんな感じやったやろ? 子育てはあのやり方しか知らんかったし、それを否定することはじいちゃんを否定することになるからなぁ・・・」と。

(あんな感じ = 体罰上等の厳しいしつけをする人)

父もまじめで厳しい祖父からかなりの暴力をもってしつけを受けていました。

それが自分のためだとわかっていても(わかっているからこそ)、父だって辛くなかったわけはないと想像できます。

そして、父はものすごく祖父を尊敬していました。

だからこそ、「あのしつけの仕方」(祖父の体罰)が「間違いではなかった」ということを、私に同じことをすることで証明(?)したかったというのもあったのかなぁ?とも感じました。

父も「つらい過去の記憶」を自分でなぞる事で「あれは間違いじゃなかったんだ」と確認し、上書きしたかったのかもしれません。

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お酒をやめる事で「過去」を上書きすることができる!

こんな話をして、何が言いたいのかといいますと。

私を含め、「アル依」の人って「劣等感を感じやすい」というか「自己肯定感が低い」人が多いかと思います。

まぁ、あんなに「最低な気分の朝」を毎日迎えて、「今日こそお酒やめよう」と思いながらもまた同じ辛い朝を繰り返し迎えていると、そうなってしまうのも仕方ないと思います。

(←自分で自分に言ってます)

ですが、ここで「お酒をやめること」ができたならば。

あの辛い毎日と、お酒をやめることの難しさを知っているからこそ、それはめっちゃ自分にとって「強み」というか「自信」につながると思うのです。

そして、あの「辛い日々」自体も自分にとってとてたもありがたい「過去の記憶」に変わると思うのです。

(西原さんの場合のように、時には周りの人の記憶さえも良い方向へ変えることができますし)

過去は変えられる!という希望の光|まとめ

過去はなかったことにはできませんが、「過去の記憶」は変えることができます。

このことを「希望の光」として、今日も呑まずに1日を過ごしていきたいと思っています。

ではでは。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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2 COMMENTS

NISSAN

こんばんは。NISSANです。
 過去の記憶の上書き(良い記憶)・・・なるほど、発想の転換ですね。
 前向きな良い考えだと思います。それにしても、晴花さんはよく勉強されるし、ポジティブですね。
 私もアル症になったのは自分の責任ですし、元に戻ることは出来ないと考えていますが、アル症になったことで、断酒仲間(晴花さんやいろんな人)と知り合えた事を感謝し、断酒継続の力にしています。今も付き合い続けている断酒仲間もいます。
 この方たちとの思い出はある意味、良い記憶として「上書き」されていますね。
 そして私は断酒を手段に「未来は変えられる」と考えています。

 では今日も酒のない「希望」のある一日を!。

<コーヒーブレイク>
 台風、心配ですね。私は四国に住んでいますが、今日は家にこもっている方がよさそうです。晴花さんもご注意くださいね。

返信する
晴花(はるか)

★NISSAN
おはようございます。
今日もコメントありがとうございます。
アル症にならずとも、お酒を飲み続けて晩年体を壊す人も多いと思います。
なので、やめるタイミングを得ることができた私たちは本当にラッキーですね。
そしてNISSANのおっしゃるように断酒で未来は変えられますね。^^
「希望」のある一日って素晴らしい。
今日は台風にお気をつけてお過ごしください。私も気を付けます。

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