大切なのは「やめるかやめないか」ではなく「お酒」を必要としている心の痛みと向き合うこと

こんにちは。晴花(はるか)です。

断酒23日目

読書の「秋」が来ますね。(もう来てる?)
私は、断酒を始めて以降「お酒」や「依存症」に関する情報を読むことにハマっております。

というわけで。
先日見つけた、とても読み応えがありつつも読みやすい内容となっている「依存症について」の記事をご紹介したいと思います。

こちら。↓
NHK福祉ポータル【ハートネット】:これって”依存症”?~”やめたいのにやめられない”あなたへ~

「依存症の仕組み」や「やめられない理由」「やめるため大切なこと」について興味深い内容がたくさん書かれていました。

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大切なのは「やめるかやめないか」ではなく「お酒」を必要としている心の痛みに向き合うこと

上記の記事の中で一番響いたのが、記事タイトルにもしたこの言葉でした。

大切なのは「やめるかやめないか」ではなく「お酒」を必要としている心の痛みに向き合うこと

記事中では「お酒」ではなく「報酬」という言葉が使われています。
「報酬」とはドーパミンの分泌(快感)のきっかけとなるモノのことですので私たち「アルコール依存症」の人にとっては「お酒」ということになります。

【関連記事】
私の脳と「お酒」と「ドーパミン」についての怖い話・・・

以下引用です。

【うわべだけ止まっても生きづらい】
大切なのは「やめるかやめないか」ではなく、「報酬」を必要としている心の痛みに向き合い、どうすればそれを軽減できるかを考えていくことです。
「やめられない」のには理由があり、その人の身に起こっていることには必ず意味があるのです。

私が「お酒がやめられなかった」理由

私もお酒をやめるにあたっては、自分がお酒と飲み続けた「理由(原因)」となるものについて、自分で振り返ってみたりはしました。

以下の記事がそれらにあたります。(自分とお酒の関係についての振り返り)

【関連記事】
私とお酒(1)~家族とお酒
私とお酒(2)~20代前半
私とお酒(3)~社会人になって
【専業主婦ママ】子ども卒乳後の飲酒は依存症に注意!

私の場合、途中妊娠出産での断酒期間(3年半)を挟みましたが、延べ18年間にわたる「飲酒生活」の「理由」とされる「心の痛み」的なものは時期によって異なり、以下3パターンの推移がありました。

(1)社会人になる前:「家族」に対するストレス
(2)社会人になってから:「仕事」に対するストレス
(3)産後:「ワンオペの年子育児」と「長男の嫁業」のストレス

(1)社会人になる前:家族に対するストレス

私の父はお酒を飲んでは毎日何かに怒っていて頻繁に暴力的にもなる人だったので、小さいころから私にとって「家」は落ち着く場所ではなくどこよりも一番ストレスを感じる場所でした。

なので、この時の「飲酒理由」は上記ストレスを緩和するためが大きかったと思います。

(2)社会人になってから:仕事に対するストレス

社会人になって2年目に、上記のストレスを解消するために実家を出て一人暮らしを始めました。
そのことにより「飲酒理由」は「家族」ではなくなりました。
しかし、この時は残業のめちゃくちゃ多い「ブラック企業」で働いていて、すでにそのことも「飲酒理由」の一つとなっていましたので「飲酒」は継続するのでした。


そして今から約5年前。
結婚と同時に「ブラックな仕事」はやめました。
引き続きお酒は飲んでいましたが、1回に飲む量は人よりは多いとはいえ「体調が悪くなるほど連日のむこと」も「今日はやめとこう」と思ってやめられなかったこともなかったので、この時はまだ自分の飲酒に問題があると思っていませんでした。

そして結婚して半年後に妊娠した時はスッパリ「お酒」をやめることができたのでした。

(3)産後:「年子のワンオペ育児」と「長男の嫁業」のストレス

そして、約2年前に飲酒が復活したのは、主人が単身赴任中だったので年子の妊娠中も出産後も「ワンオペ育児」となったことと、主人がいない中「長男の嫁業」(病気の義母の手伝い)が重なったことによってキャパオーバーになったことからでした。

そして再飲酒から1年後、さらなる主人の転勤により今度は家族そろって関西から関東に引っ越すこととなり「ワンオペ育児」と「長男の嫁業」から解放されることとなったのです。

それからも、それまでの「飲酒癖」と「知り合いがいない土地」でのさみしさから「飲酒」は続いて今に至っています。

私が今「お酒をやめられている」理由

今、私が「飲酒」をやめることができているのは、前回の飲酒の大きなきっかけとなった「ワンオペ育児」と「長男の嫁業」という大きなストレスが、引っ越しにより今は解消しているおかげなのかもしれません。

「ワンオペ育児」と「長男の嫁業」という、自分でコントロールすることが難しかった「ストレス」と比べると、「知り合いがいない土地」のさみしさなんて「お酒をやめられない理由」になるほどのストレスではないのです。(友達つくったらいいだけやし。)

そういえば、そもそも「断酒」のきっかけのひとつは、「以前よりストレスは減っているのになぜ酒量が増えてやめられない状態に陥っているのか?」という疑問をもったことでもありました。

【関連記事】
【断酒13日目】なんのためにお酒を飲み続けていたのか?


これらのことを思ったとき。

お酒がやめられなくなるのは、「脳」が作った回路の働きによるものですが、断酒をしてもすぐにスリップしてしまう人は、「報酬(お酒)」を必要としている「心の痛み(ストレス)」が「今もまだ解決せずにそこにある」ことが大きな原因なんだと思います。

かくいう私も、今は飲酒に結び付くストレスがないため「断酒」が続いていますが、今後これまで私の「飲酒の原因」となってきたようなストレスが再度発生した場合でも呑まずにいられるかというと、そんな自信は全くもってありません。(←大きなストレスが発生したら「呑む気満々です」という意味ではありませんが。)

実際に、以前「急性肝炎」で入院した際に「断酒」したときは、「ワンオペ育児」も「長男の嫁業」というストレスも両方解決していない状態でしたので1ヶ月であっという間にスリップしてしまいましたし・・・。

【関連記事】
【急性肝炎】で緊急入院した話(1)
【急性肝炎】で緊急入院した話(2)


ですので、やっぱり「お酒」をやめるためには以下のことが大切であると痛感します。

大切なのは「やめるかやめないか」ではなく「お酒」を必要としている心の痛みに向き合うこと

  • 自分にとって「お酒」を必要としている心の痛みは何なのか。
  • 心の痛みの原因となるものを「解消する」(もしくは逃げる)ことは本当に不可能なのか。

「アルコール依存症」である私は、これからも「お酒」が飲みたくなった場合は、単純に「呑んだらだめだ!」と「飲酒欲求」を抑え込もうとしても無駄なあがきでしかなくて。

まずこのこと(上記)について問いかけながらお酒以外の解決方法を模索していく必要があるんだろうな。と痛感しております。

みなさんも『「お酒」を必要としている心の痛み』に心当たりはありますか?

ではでは。

コメント

  1. NISSAN より:

    おはようございます。NISSANです。
     私は仕事のストレスから不眠になり、それから逃げるように酒に走りました。
     酒を飲むと一時的にストレスから解放され楽になれたからです。でも実際には仕事の問題は解決されていませんので、その状態が酷くなりますます酒に走るようになりました。
     今も仕事のストレスはありますが、断酒後は「ストレスから逃げない」気持ちが強くなりました。
     これも晴花さんの言う「心の痛み」との対峙かも知れませんね。

     では今日も一日断酒で!。

    • 晴花(はるか) より:

      ★NISSAN
      私もお酒によってストレスから解放してもらっていました・・・。^ ^;
      ストレスから「逃げない」こと大事ですね。
      ストレスから「逃げない」で向き合って、結果的に「逃げること」(仕事変えるとか)を選ぶことになったとしても、それはお酒に逃げることとは全然違って悪くないことだと思いますし。